GPSは私達の生活の色んな場面で役立っています。一番身近なGPSの使われている場所では、スマートフォンのGPS機能があります。
スマホのGPS機能は、マップアプリで現在地を特定したり、目的地までの移動経路を算出する時に使われます。
GPSはスマートフォンに限らず、他にもGSP機器があり、様々な目的に使われています。
GPS機器にどんな物があるのか知る前に、GPS機器の特徴を知り、目的別に使われるGPS機器について知る必要があります。
GPS機器は「追跡型」「検索型」という大きくふたつの種類に分けることが出来ます。
目的別にGPS機器を選ぶときに、重要な分類ですので簡単にご説明します。
追跡型は、常時GPS情報を取得してマップ上に表示することができるタイプのGPS機器で、登山やスポーツで使われています。
検索型は、GPS情報が欲しい時に位置情報を検索することができるタイプのGPS機器で、子供に持たせて子供が何処にいるのか、車やバイクに取り付けておいて盗難された車やバイクの位置を特定するのに使われます。
この「追跡型」と「検索型」のGPS機器にはどのような物があるのか、それぞれのGPS機器をご紹介したいと思います。
登山用の山岳マップにも対応したGPS機器で、一般道や登山道のルート検索を行うこともできます。
価格はネット通販で40,000円からとなっており、他の登山用のGPS機器としては平均的な価格になっています。
少し前までは、登山用のGPS機器は、GPS情報を数値で表示させる機器が一般的だったため、GPS機器に表示される数値と山岳マップを見比べて自分でルート検索を行っていました。
しかし、最近は山岳マップをカラーで表示することができ、ルート検索も自動で行ってくれる機種が主流となっています。
「TicWatch Pro」はスマートウォッチのひとつで、GPSトラッキング機能を搭載しています。
ジョギングやマラソン、サイクリングなどのスポーツを楽しむ人で、スマートウォッチのGPS機能を使って走行ルートの記録を行っている人は増えています。
また、GPS機能だけでなくフィットネス機能を搭載しているので、ジョギングなど運動したときの歩数や消費カロリーの計算から、心拍数のモニターまで行うなど多機能です。
スマートウォッチは単体として使うのではなく、スマートフォンとペアリングして使うことが前提の機能もあるため、購入時には使用の目的と機能を調べてから購入を検討してください。
子供が出かけるときに一緒にGPS機器を持たせて子供の居場所を把握するのに使うことができ、他にも盗難された車やバイクにあらかじめ取り付けておいて、盗難された車やバイクの位置を調べるのに使えます。
GPS発信機と呼ばれるこれらの機種は、いろんな目的に利用することができます。
ネットワークに接続することができる機種では、自宅のパソコンやスマホからGPS機器の場所を調べることができます。
GPS追跡タグやスマートタグと呼ばれるGPS機器です。このタグは小型の物で、財布に入れたり、車や家の鍵に付けたキーホルダーに一緒にタグを取り付けたりして使います。
財布や鍵にあらかじめタグを取り付けておくことで、財布や鍵を紛失してしまった時に落とした場所をGPS情報から調べることが出来ます。
タグのGPS情報はペアリンクしたスマートフォン、またはネットに接続したパソコンのWEBブラウザ上で確認することができます。