自然災害に備えて自宅に準備しておきたい防災グッズ

自然災害に備えるためのおすすめ防災グッズまとめ

わが国は地震や台風、集中豪雨など災害の多い国です。

そのため、津波や土砂災害、河川の氾濫などの被害に遭いやすいことはみなさんご存知のとおりです。
そこで、ここではいざという時のために、防災グッズを用意しておきたい防災グッズをご紹介したいと思います。


自然災害で起こりうる被害

では、具体的に自然災害で起こりうる私たちの生活に関わる被害にはどのようなものがあるんでしょうか?

ライフラインが使えなくなる

地震や水害などで水道や電気、ガスなどが使えなくなることがあります。
水と電気とガスのどれかが欠けても、日常生活を送るのに大変困ります。
すべてが使えない事態を想定すると、かなり不便でしょう。


家屋が倒壊する

地震や水害によって家屋が倒壊することがあります。


毎年のように全国各地で集中豪雨の被害が起こっており、テレビなどで家屋が倒壊する様子を見ることも多いです。
倒壊被害は住宅だけではなく、ビルなどの大きな建物にも起こり得る事が考えられます。


携帯電話の基地局が被害に遭う

災害によって、携帯電話の基地局が被害を受け電波が使えなくなることがあります。
スマホや携帯電話などの通信機器が使えないと、重要な情報が得られないため非常に困ります。


おすすめの防災グッズ

では、上記のような災害に遭った時おすすめの防災グッズってどのようなものがあるんでしょうか?

ライフラインが使えなくなった時に便利なグッズ

ライフラインが使えなくなった時を考えた時、真っ先に用意しておきたい防災グッズは飲料水と、水を保管し運搬するものです。


水は最低でも1人あたり1.5㍑は用意しておきましょう。
飲料用以外に用意する分も考えると、最低でも3㍑は用意しておきたいところです。


また、水道が長期間止まるとなると給水ステーションに水を汲みに行かねばなりません。
その際役立つのがポリタンクです。使いやすい蛇口がついたものやコンパクトに折りたためるものなど形状はさまざまです。
容量もサイズもバリエーションがありますので家族の人数に合わせたものを用意しておくといいでしょう。


ただ、ポリタンクは水が入っていない状態だと軽いですが、水を入れると重くなることを念頭に入れておきましょう。
ポリタンクを載せて運ぶキャリーや台車も用意しておくと助かります。


電気やガスが使えなくなった時のために、カセットコンロとガスボンベを用意しておくのがオススメです。
お鍋ややかんも合わせて用意しておけば、料理をすることができます。


ちなみにガスボンベは1本あると60分間使えるため、20本ほど用意しておけば1ヶ月は安心できます。
ガスと比べると電気の方が復旧が早いことが多いため、IHクッキングヒーターも用意しておけばより安心できますね。


家屋の倒壊時に便利なグッズ

地震が起きると家具が倒れてきて下敷きになることがあります。
そのため、家具は必ず倒れるものと意識し、転倒防止グッズを使って固定しておきましょう。


家屋の倒壊が起こった時のために、用意しておきたいのが寝室においておく靴や、非常用ホイッスルなどですね。


ガラスなどが落ちているところを歩くのに裸足だと怪我をするため、靴やスリッパを用意しておくといいでしょう。
非常用ホイッスルは、万が一家具などの下敷きになって助けを呼ぶ時に便利です。


枕元に懐中電灯を置いておくのもおすすめです。
夜に災害が起こった場合、停電になれば電気がつかず、どの方向へ逃げればいいか分かりません。
懐中電灯があれば足元を照らせるので便利ですよね。


携帯基地局の被害時に便利なグッズ

携帯の基地局が被害に遭ってしまったら、スマホやパソコンが使えなくなることがあります。
その時のために、ラジオを用意しておくといいでしょう。

手回しで充電できるものものだと電池がなくても使えるので便利です。


他にもあると助かる防災グッズ

食料品については日持ちのする乾パンや缶詰などを用意しておくのもいいですが、日ごろ食べないものばかりだとストレスがたまるので好きなお菓子、たとえばチョコやクッキーなども入れておくといいでしょう。


また、食料品以外に紙皿や紙コップなどもあると便利です。
ラップがあると、ラップを食器に敷けば、食事の都度食器を洗う必要がないため、水の節約になります。
それ以外にもラップは防寒具や救急用品としても使用できるため、最低でも1つは用意しておきましょう。


他におすすめの防災グッズとしては、ウェットティッシュや簡易トイレなどがあります。
マッチ、ライターなども入れておくといいでしょう。


さらに、医薬品や衛生用品も用意しておくべきです。
お薬を飲んでいる方はその薬も入れておきましょう。
その他に解熱剤や胃薬、ばんそうこう、ガーゼ、消毒薬などを入れておけば万が一体調が悪くなっても安心です。


最近ではこれらのものがまとめて入った持ち出し袋も売られているので、1つ1つ用意しなくていいので便利ですね。


ほかにも、筆記用具や現金、身分証明証のコピーなども用意しておきましょう。
現金については紙幣だけでなく硬貨も用意しておきます。


まとめ

自然災害に備えておきたい防災グッズをカテゴリに分けていくつかご紹介しました。
災害はいつやってくるか分かりません。
日ごろから防災グッズを常備しておき、万が一の時のために備えましょう。
食料品など消費期限があるものについては定期的にチェックし、新しいものと取り替えておくようにしましょう。

一般的なもの以外にも、自分が非常時にないと困るもの、あると落ち着くものも用意しておくと良いでしょう。


ぜひ、防災グッズを揃える際に役立てていただければと思います。

防災に関連する記事