配偶者にモラルハラスメントを受けた時の対策

夫婦間のモラハラ対策まとめ

モラハラは、現代において軽視することのできない大きな問題となっています。

仕事先などで起こることが多いモラハラですが、本来愛し合っているはずの夫婦間でも起こってしまうというケースも数多く出ています。

万が一モラハラを受けてしまうことになったら、一人で抱え込んで泣き寝入りしてしまうことは絶対に避けましょう。

モラハラは放置しておくと悪化してしまう重大な夫婦問題なので、早期の解決が望ましいです。

この記事では、夫婦内で起こるモラハラの対策についてわかりやすく解説していきます。



夫婦内で起こるモラハラの対策方法

有名人のモラハラ被害が報道されることや、SNSなどで被害の声をあげやすくなったことなどもあり、モラハラ被害が少しずつ理解を得られる社会になってきています。

夫婦間であっても、モラハラをしている相手に自覚がないことが多いので、しっかりと対策をして自分を守り、相手にも自覚させることが両者にとって望ましいです。

それでは、夫婦間で起こるモラハラの対策方法をいくつか紹介していきます。


自治体の相談窓口で相談をする

自治体には、夫婦間でのトラブルや、モラハラの被害に対応してくれる無料相談窓口が設けられています。

自治体の相談窓口では、連日この様な被害の相談を数多く扱っているので、適切な意見や対策法を伝えてくれるでしょう。

身近な人には言いづらいことでも、安心して相談することができますし、相談できる相手がいるというだけでも精神的なケアができます。

相談することが恥ずかしいという方もいるかもしれませんが、例えば匿名で話をすることもできるでしょうし、相談窓口では日々この様な相談をたくさん受けているので、思い切って話してみることをおすすめします。


逃げる

夫婦間のモラハラが耐えられないときは、思い切って逃げてしまうことも有効な対策方法です。

別居をしてみることや、実家や友人の家など頼れるところがあるのなら、そちらへ逃げ込んでしまうのもよいでしょう。

いきなり距離を置くことが難しいということもあるでしょうが、時には思い切って状況を変えてみることも大切なことです。

距離を置くことで、自分も落ち着いた気持ちで感情や状況を整理できるようになりますし、相手も自分のモラハラを自覚することができるかもしれません。


モラハラの証拠を残す

和解が難しく、相手にまったく自覚がないという場合は、対策としてモラハラの証拠を残しておくとよいでしょう。

簡単にできることでも、非常に有力な武器になることがあるので、まずは悩みを書き出して日記を書いてみることや、診断書をとってみることから始めるとよいでしょう。

後に離婚や裁判、親権争いなどが起こったときに有利になることがあります。

些細なことでも、いざというときに重要な証拠になることがあるので、無理のない範囲で対策をしておきましょう。


離婚する

夫婦間のモラハラが酷く、相手に改善の兆しも見られない場合は、離婚するということも重要な選択です。

どれだけ相手に訴えて、相手を信じようとしても、結局変われないという人は少なくありません。

この様な場合など、離婚をしてしまう方がよいこともありますので、思い切って離婚調停を進めていくのもよいでしょう。

また、離婚調停を進めることで、パートナーが危機感や自覚を持てるようになるかもしれません。

その場合は、相手がどれほど真剣にモラハラのことや、夫婦の今後のことを考えているかをよく見極めましょう。

中途半端に折れてしまったり、甘くしてしまったりすると、結局自分が苦しむことになってしまいかねません。


適当にあしらう

相手のモラハラを、真に受けずに、適当にあしらうということができるのなら、それもよいでしょう。

真剣に受け止めるほど、自分がモラハラによって大きく傷つけられてしまいますので、モラハラをしてしまう人で、パートナーのモラハラは一切気にしないようにする対策方法です。

毎度腹を立てて怒ってしまうような日々が続くと、体力的にも精神的にもつらくなってしまうので、割り切ってしまった方がよいこともあるのです。

しかし、適当にあしらうことも人によっては簡単ではないので、どうしても気にしてしまう場合は無理をせずに他の対策方法を試してみましょう。

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