夫婦円満にはこんなルールがある。夫婦仲を深める秘訣

夫婦円満のためのルールまとめ、離婚しない夫婦には秘密があった

結婚をするのなら、夫婦円満であることが誰にとっても理想ですよね。
ただし、すべての夫婦が夫婦円満であることは難しいようで、不仲な夫婦や離婚をしてしまう夫婦も少なくはありません。


夫婦が離婚をしないでいつまでも仲良くいられるには、いくつかのコツやルールがあります。
こちらの記事では、夫婦円満に過ごすことができる方法について解説していきます。

夫婦円満の秘訣とは一体なにか?

夫婦円満で居続けるのは、簡単なことではありません。

夫婦は他人よりもずっと身近な関係になるのですから、その分たくさんの意見の食い違いが生まれるでしょうし、納得できないことも増えていくでしょう。
納得できないことが増えてくると、一緒にいることでストレスが生じてしまいます。

そしてそのストレスが解消できずにいると、少しずつ関係性が悪化していってしまい、不仲になったり離婚をすることになったりしてしまいます。

そうならないように、お互いに不満を持ちにくい生活を続けていくことを意識しましょう。
もちろん、ネガティブなことだけではなく、新たな喜びや共感できることも増えていきますが、このような関係性のバランスを上手に保っていくことが大切です。

ここからは、夫婦円満に過ごすための秘訣をご紹介していきます。

謝罪、感謝は口に出して伝える

人付き合いにおいて基本的なことですが、これができない夫婦は案外多いです。
親などの家族に対して、素直に感謝や謝罪の言葉を言えない人が多いのと同じですね。
関係が近すぎるからこそ、恥ずかしさや慣れによって口に出せなくなってしまっているのです。


そのため、日ごろから迷惑をかけてしまうことや、自分になにかしてくれていることを当たり前だと思わないようにしましょう。
「ごめんなさい」や「ありがとう」を、できるだけ伝え合うことが夫婦円満につながります。
また、謝罪や感謝以外にも、ほめることも大切です。


ほめてもらえたら、もっと頑張りたいと思うでしょうし、満足感も得られます。
そのため、お互いに口に出してほめ合えるような関係性が理想ですね。
1日1回はありがとうと言う、なんてルールをつくってもいいかもしれません。


相手に興味を持つ


相手に興味を持たなければ、夫婦の距離はどんどん遠ざかってしまうでしょう。
というのも、夫婦が離婚してしまう原因は、不仲よりも無関心の方が多いのです。


ケンカばかりしてしまうのも良くはありませんが、相手に不満を持つということは、相手にまだ関心があるということです。
関心があるからこそ、長く一緒に過ごすことを考えているので、お互いに納得できないことを正そうとするのです。


相手に興味がなければ、相手の好むものや嫌がることが分かりません。
これが分からなければ、どうしても心のすれ違いができてしまいます。
すべての趣向や考え方が自分と同じならよいのですが、そうはいきません。
どんなことをすると喜んでくれるのか、どんなことをすると嫌がるのか、ということを最低限知っておかなければすれ違いが増えていくでしょう。


逆に、この差を埋められるほど関係性は良好になっていくので、夫婦円満な状態を保つことができます。
なにより、好きな人が自分に興味を持ってくれるのは、嬉しいことですよね。


興味があれば共感が生まれ、アクションや会話が増えてきます。
なので、案外相手のことを知らないかも、日ごろどんなものに心を動かされているか、など考えてみるとよいでしょう。


相手を尊重する

離婚しないで円満な関係を築いている夫婦は、相手のことを尊重できていることがほとんどです。
仕事をしてくれることを尊重したり、家事をしてくれることを尊重したりと、相手が頑張ってくれていることや好意でしてくれていることはたくさんあるはずです。

夫婦での生活が長くなると、それが次第に当たり前のようになってしまいますが、決してそんなことはありません。
お互いを尊重しあうことができれば、お互いを大切にしようとする心が芽生えますので、一度どんな部分が尊重できるのか、些細なことでもよいので見つけてみましょう。


できる範囲で接する時間を増やす

一緒に過ごす時間が減っていくと、それだけ関係性も弱くなってしまうことがあります。
無理に時間を作る必要はありませんが、できる範囲で接する時間を増やすことが夫婦円満の秘訣です。
例えば、休日に一緒に過ごす時間をつくってみたり、仕事や飲み会などで長く離れるときは電話を入れてあげたりするなど、ちょっとした気遣いがうれしいものです。
食事をする時間を合わせたり、帰りが遅くなる時は少し電話を入れるというルールを自分の中で決めておいたりするなど、パートナーと接する時間を増やせるとよいでしょう。


それぞれの趣味の時間、一人で過ごす時間も大事にする


いくら愛し合っているとは言っても、ずっと一緒にいることで趣味や一人の時間がなくなってしまえばストレスを感じてしまうこともあるでしょう。


相手の趣味の時間や、一人で過ごす時間も認めてあげるとともに、自分だけの時間も大切にしましょう。
ただし、あまりに没頭しすぎてパートナーを放置することがないようにしましょう。
あくまでもバランスよく、趣味の時間や一人の時間、一緒に過ごす時間をとっていくことが夫婦円満の秘訣です。


過度に束縛しない

人によっては、好きな人のことを想いすぎるあまり、独占欲が出てしまうことがあります。
そのため、過度な束縛を相手に強いてしまうということがよくありますが、その方法で夫婦円満を続けるということは難しいでしょう。
上記でも説明したように、大抵の人はどれだけ互いに愛し合っていても、一人の時間や趣味の時間は大切にしたいと思うものです。


離婚しないで夫婦円満のまま居続けるには、束縛したくなっても限度を考えて、最低限自由な行動をさせてあげましょう。


相手に対して嫌な気持ちになったときの対応に気をつける

相手に対して嫌な気持ちを感じてしまったときに、人はどうしても冷たく当たってしまいがちです。
相手からすると、何が嫌な気持ちにさせてしまったのかが理解できていないことや、嫌な気持ちにさせてしまったことにさえ気づけていないことがあります。

人によって、されて嫌なことや価値観の違いなど、様々な考え方があります。
ですから、そんなときこそ冷静になって、具体的に何が嫌だったのかを伝えてあげることが大切です。
夫婦円満な家庭は、これがしっかりとできていて、伝えられた側も素直に受け止めて、謝罪ができたり言動を見直したりすることができています。


お互いにほどほどに甘える

夫婦円満でいるためには、お互いに甘えることも大切です。
少し勇気が必要でも、距離を置くよりは甘えたりスキンシップを取ったりすることで、より仲良く過ごすことができます。

ただし、甘えすぎには注意しましょう。

人によっては、甘えられすぎると疲れてしまうこともありますので、ほどほどに甘え合うくらいの関係性が理想的です。


定期的にイベントをする

2人の間で、無理のない範囲で定期的にイベントを行う簡単なルールを設けるとよいでしょう。
なんでもない日常も幸せなのは間違いありませんが、時には2人で新しい環境に触れてみることも重要なことです。


例えば、年に数回は旅行に行くというルールや、月に1度は休みを合わせてデートをするというルール、隔週の日曜は家で一緒に映画を観るルール、公園を散歩するルールなど、簡単なことでいいのです。
他にも、サプライズでプレゼントを贈るなんてイベントも良いでしょう。


要するに、普段とは違う時間や体験を2人で共有するというのが重要なことで、それが楽しく円満な夫婦生活を過ごすための秘訣です。
全くイベントもなく関係がマンネリ化してしまうと、日々が退屈になってしまい、一緒に居ても面白くないなと思ってしまうかもしれません。

離婚しないで夫婦円満で居続けるためにも、定期的にイベントをすることをおすすめします。


金銭的な余裕を持つ

夫婦生活において、お金に関することは非常に重要です。
離婚してしまう夫婦は、その理由として金銭的な問題が挙げられることも非常に多く、この問題を解決できるのなら理想的です。
お金がきっかけでケンカをしてしまうのを避けるためにも、金銭感覚もある程度合わせておく必要もあるでしょう。


話しづらい内容かもしれませんが、きちんと話し合って、ある程度の基準やお金を使うときのルールを決めて置くとよいかもしれません。

すり合わせには苦労が伴うかもしれませんが、できるだけ無駄な出費を減らして、収入を増やすなどして余裕を持っておくとよいでしょう。


夫婦喧嘩になってしまったときには対応に気をつけましょう

夫婦喧嘩は、どれだけ夫婦円満な家庭にも起こりうることです。
ケンカをすることは悪いことではなく、むしろ適度にケンカをすることで、よりよい関係性を築くこともできるのです。

ただし、ケンカをしたときの対応には注意しましょう。

これだけは譲れないというところは、意見の押しつけではなく相手に分かってもらえるようにきちんと説明することが必要です。
ですが、基本的にそれ以外は折れてあげるとよいでしょう。
感情的になってしまうと、そう簡単に折れることはできないのもわかりますが、相手のことを愛しているのならできるだけ折れましょう。


言い合いをしていると絶対に折れるものかと思ってしまいがちですが、相手がこちらの意図をくんでくれて、我慢して折れてくれたら自分も許したくなるものです。

素直に謝られたり折れてくれたりすると、つい許してしまったり、なんでこんな事で意地を張って怒ってしまったのだろうと思えることってありますよね。
一度折れることで、自分の意見を認めてくれることだってありますから、折れることやきちんと説明してあげることも、夫婦円満のためには非常に大切なことです。


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